カリキュラム

高学年は、数年で社会に出ていくことになる子どもが多いことから低学年とは別のカリキュラムを進行することがあります。
【コースの選択】や【時刻表の確認】から自分たちで行い公共交通機関に乗って移動し買い物などの体験活動を取り入れ
・余暇の過ごし方
・気持ちの表出
・ヘルプを伝えるスキル
など子どもたちの自立に繋げていきます。

刺激に過敏な子どもたちが多いので、適度に身体を動かして感覚統合を行います。
頭の中での整理や物事を分類できる力を身に着け、安定した情緒の形成に繋げていけるよう支援を行います。
戸外での活動の場合は、事前に約束の確認を行い安全に楽しく活動に参加できるよう配慮しています。

子どもたちは、進学や進級など様々な環境の変化があります。 保護者の希望に寄り添い学校見学の付き添いや支援会議への積極的な参加などを行いスムーズな移行ができるよう支援を行います。
進学だけでなく、卒業していく子どもたちの中には就労継続支援事業所をご利用になる方もいらっしゃることから、高学年の子どもたちには【働く】ということを身近に感じてもらい、【働く】というイメージにより近づけることができるように見学や体験活動をカリキュラムに取り入れています。

社会に出た際に、子どもたち自身で他人とのコミュニケーションを円滑に行えるようロールプレイトレーニングを通し、
・挨拶ができる力
・話を聴く力
・声のボリュームを調整して伝える力
・表情や声のトーンで感情を読み取る力
・素直に気持ちを表出する力
が身に付くようサポ－トを行います。